2017世界フィギュア
- 2017年4月4日
- 読了時間: 4分
2017年世界フィギュア選手権は、女子フリーこそ夜中開催&翌日仕事だったので、見送ったのですが。女子SP 男子SP FPと、ほぼ(帰宅後)齧り付きでストリーミングやらテレビ放送を見る事が出来ました。
そしてまぁ、男子はSPからの人間ではなく宇宙大戦争の様相で。優勝候補の羽生と対抗馬のネイサンが大きな失敗をして出遅れるなか、その他の選手は神演技連発★ …わたし、スゴイ時代を目撃した気がする(白目) と魂半分抜けたところで。
結果はもう、皆さんご存知(笑) 伝説のフリーノーミス、自身のもつワールドレコードも更新。ハビSP109.05 羽生SP98.39 点差11.11をひっくり返しての、ショートプログラム5位からの大逆転優勝となったワケですが。
まあ、この辺(;´Д`)
もう色々な人が言及してると思うんですが、元々4回転が4Tと4S2種類しかなく、コンボは前半に2つ。最も簡単な単独ジャンプが3Loのハビと、4回転3種、コンボは全て後半で得点1.1倍、最も簡単な単独ジャンプが3Fのゆづには「おおよそ10点」のジャンプ基礎点の差があったワケ。
PCS、すなわち5コンポーネンツはどちらもクリケット&オーサー組なので。良く対策が練られてるから、大きな差は生じないと思われる。でも、ノーミスさえ出来れば、お互いノーミスでも“ハビとなら"戦える可能性があったのですな。(昌磨とノーミス対決だと、昌磨の方がジャンプ基礎点高いから、GOEとPCS差で追い上げてもSP6点差ひっくり返すのは正直辛い感じだったキガス)
なので、最終グループ1番滑走の羽生氏登場時に、私はTwitterに「人事を尽くして天命を待つ」って書いた次第ですが…。大真面目にやりよった&成し遂げましたね、あの阿修羅…(笑)
◆◆◆
私はあんまフィギュア雑誌は買わないので、インターネットの記事やお試し読み等での聞きかじりなんですが。今季の初め、羽生と彼のコーチであるオーサー氏には、意見というか見識の違いが生じていたらしい。
今有る技を磨いて確実な物にしていきたい、スプラッシュアップ・オーサー VS 4Loをショートにもフリーにも組み込んで4回転自体の本数も増やし、構成を上げたい羽生。その頃の羽生氏の様子をオーサーは「(4Loという)新しいオモチャを手に入れた」って表現してたりしたのな。
私は「ショートにもフリーにも4Lo」と聞いた時、今年のプログラムはダムパリの様な「構成上げ養成ギプス」になるんかな〜程度に思っていたのですが。 ここにビックリ、ネイサン事件ですとネイサン・チェンの登場で★ 結果、ゆづ&晶磨の【入れられる4回転は全部入りで構成上げてく】方の戦略が、大正解となった次第でゴザイマスよ(笑)
で、シーズン初頭にオーサーとやりあうハメになったとしても。「あのとき4Lo入れると決断したお陰で」世界選手権、ハビとのジャンプ基礎点の差が10点となり。「あのとき4Lo入れると決断したお陰で」世戦んSP+FPで4Loが綺麗にきまってGOEも加点モリモリ貰えて、「あのとき4Lo入れると決断したお陰で」晶磨と総合2点差で勝てたワケです(注:1)
※注:1→羽生氏の場合4Lo入れないと飛べる4回転が4Tと4Sで、4Sは4Lo入りのプログラムで2回既に跳んでいるため、4Loの代わりに増やせる4回転は必然的に4Tになります。 で4Lo(12.00点)→4T(10.30)すなわち1.7点基礎点が低くなるのだ。まあ、計算上はそれでもギリギリ晶磨先生に勝てるんだけどね…。あれ?ショートも4Lo(12.00点)→4T(10.30×後半1.1倍=11.33)だと、ホント分かんないな! 4T前半なら負けとる(爆)
これを踏まえて、ナニを思うかと申しませば。
2014年の中国杯だっけ? ハン・ヤンとぶつかって、流血ズタボロでも強行出場した、アレ。あの時の世論は賛否両論。偉い感心したから、残りの競技人生考えろ、正直ドン引きまで色々言われながらも、その怪我癒えぬままNHK杯強行出場で、やはり勝負にはならずボロボロの出来。 それでもギリギリ何とかGPF出場権最後の6枠目をもぎ取って、燦然とGPF優勝してしまい。
うわーすげーーーー
あの、強行出場の批判を拳で黙らせた!!!!
これの「再び」でゴザイマスよ(笑)
4Lo入れてジャンプ構成上げることに懐疑的な方面を【結果と言う名の拳で黙らせた】ワケだ。私が羽生スゴイよなって思うのは、実はこの辺だったりしますw 自分にとって不穏な空気が流れ始めると、即座に流れを叩き返せる機会を与えられ、それが出来る運気を持ってること。
いやだって、この世戦。本当に4Lo飛べてなかったら勝て無かったと言っても過言では無いからのう…(ショートの4S3T失敗するのは前提でな) SPノーミスなら4Lo無くても総合330点出るから勝ててしまうんだけど(笑) ←オーサーがシーズン当初に目指した地は「そこ」であり、羽生の目指した4Lo入りプログラムは、ショートの失敗により321.59点しか出なかったと云う意味で「オーサーの言うことも正しい」んすよな。勝利への道は1本だけじゃ無いから。
でもまあ、その勝利の道を 我が道を行くで頑なに4Lo入れて。4Lo着氷して。4S3T失敗して崖っぷちになって。その崖にも4Lo入りFPノーミスできれば勝てるという光があって。4Lo入りFPノーミス達成して、世界王者・ワールドチャンピオン奪還。
なんつージサクジエンのウルトラハイパードラマチック・拳で殴って黙らせるストーリー…と(笑) 変なとこで感心してる次第ですよ、ハイ★















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